穴吹エンタープライズ株式会社(本社:香川県高松市/代表取締役社長:三村和馬、以下「当社」)は、2024年1月の能登半島地震から始まり、2024年8月8日の南海トラフ巨大地震臨時情報が発令された事を受け、早急に事業継続計画の策定と訓練が必要と考え、㈱BCPJAPANの山口氏(※1)に支援を頂き、当社としては初の事業継続計画(BCP)の訓練を2024年10月18日(金)13時からリーガホテルゼスト高松で実施します。
当社は、香川県内に7件、岡山・徳島県に3件の宿泊施設を運営しております。観光業を支えるホテル業界では24時間体制でお客様を受け入れるため、災害時の対応能力が非常に重要となります。特に事業継続計画(BCP)の策定と訓練は、緊急かつ重要な課題となっており、当社ではお客様と従業員の安全を確保することを最優先事項とし、実際の設備点検に加え、有事の際に瞬時に対応・判断できる能力の向上を目的として実施します。
今回の訓練はホテル部門が主な対象ですが、お客様にご利用頂く施設運営会社として、事業継続計画の実効性を高め、災害時における持続的なサービス提供を可能にすることを目指して主体的に訓練を実施して参ります。
【事業継続計画 策定・訓練の概要】
日 時:2024年10月18日(金) 13時~17時
場 所:リーガホテルゼスト高松 3階「翡翠」
参加人数:40名程度(施設責任者等)
訓練内容:点呼完了後の行動確認
避難者受け入れについて現地拠点でディスカッション
転倒防止対策の実施指導
ホテルでの設備点検訓練
※次回 11月11日は、危機管理対策本部とホテルとの連携訓練を実施予定
■ このリリースに関するお問い合わせは
穴吹エンタープライズ株式会社
経営企画部 SPC推進室:小島 朝美(こじま ともみ)
TEL.087-825-0556 携帯.070-5595-3658 E-mail:t-kojima@anabuki-enter.co.jp
※1㈱BCPJAPAN 山口泰信氏 訓練講師
ホームページ https://www.bcpjapan.jp/
【山口講師プロフィール】
1968年生 生まれ故郷である長崎県雲仙市にて雲仙・普賢岳の噴火を体験。
東京のテレビ局を退職し自転車で日本一周旅の途中、阪神淡路大震災(1995年)に遭遇し、2日後には2300名の避難所となった神戸生田中学に入り、ボランティア1号として避難所運営を支援。
避難者より推薦され、数日後には避難所代表として3カ月間陣頭指揮を執り、3S活動(整理・整頓・清掃)を避難所内で展開し、神戸市内で最初に授業再開した学校となる。
1997年、通販管理、顧客管理、情報管理のソフトウェア開発とサポートサービスを展開する。2004年中越地震では、大阪市緊急支援一般車両第一号として支援。さらに防災士・BCPなどの資格を取得し2009年2月「防災BCP」の会社を設立。
2011年に東日本大震災に遭遇、東北の工場でBCP策定指導中に被災し、避難と点検など陣頭指揮を執り、その後、1年間に渡り毎月被災地を訪問支援した。
現在、全国の商工会議所・商工会・法人会・工場・オフィス・福祉介護施設・旅館ホテル・学校など法人や組織を対象とした、防災・BCP・3SK(整理整頓清掃/危機管理)のコンサルティング・講演・研修の講師を請け負っている(実績:年間150件)。
■穴吹エンタープライズ株式会社(http://www.anabuki-enter.jp)
設立:1987年(昭和62年)7月22日 資本金:4,000万円 従業員数:約700名
ホテル旅館事業を中核としてスポーツ健康増進事業、サービスエリア事業、公民連携事業、造園事業など、香川県、岡山県、徳島県にて展開
〇当社が運営する宿泊施設
【香川県】
・高松国際ホテル、リーガホテルゼスト高松、ロイヤルパークホテル高松
高松パークホテル、琴平パークホテル、じゃこ丸パーク津田(国民宿舎松琴閣クアパーク津田)
三豊市粟島海洋記念公園(ル・ポール粟島)
【岡山県】
・ロイヤルパークホテル倉敷、旅館くらしき
【徳島県(あなぶきエンタープライズグループ)】
・ホテル祖谷温泉