穴吹エンタープライズ株式会社（本社：香川県高松市/代表取締役社長：三村和馬、以下「当社」）は、２０２５年３月２４日(月)、高松国際ホテル（香川県高松市）にて、南海トラフ地震の発生を想定した防災訓練を実施いたします。
＜訓練の背景＞
今年２月のあなぶきアリーナ香川の開館や瀬戸内国際芸術祭の開催、さらには大阪・関西万博の影響により、今後さらなるホテルの宿泊需要増加が予測されており、災害時の安全確保がより重要な課題となっています。
当社ではこれらの状況を踏まえ、お客様と従業員の安全確保を最優先事項とし、南海トラフ地震の発生を想定した防災訓練を実施することといたしました。この訓練は当社のBCP（事業継続計画）の一環として位置づけており、お客様と従業員の迅速な避難徹底と災害発生時の対応能力の向上を図ることを目的としております。
本訓練では、災害対策のための館内設備チェックをおこなったのち、南海トラフ地震発生時を想定した実践的なロールプレイングを行います。また、訓練の講師として、日本国内の災害復興支援や防災コンサルティングで実績を持つ（株）BCPJAPANの山口泰信氏※１をお迎えし、専門的な視点からご指導いただく予定です。
【概要】
日 時：202５年３月２４日（月）
11:00～12:00 館内・設備チェック
12:00～15:00 事前ディスカッション・防災訓練・振返り
場 所: 高松国際ホテル本館１階 レストラン「ぐりる屋島」
参加人数: ４０名程度（施設責任者・従業員等）
＜訓練内容＞
館内に宿泊客・レストラン利用客・宴会場利用客など、様々なお客様がいることを想定し、
高松国際ホテル従業員が避難誘導や初動対応を行います。その他従業員はお客様役となり、実際の避難時に考えうる状況や要望を求めながら、現場での適切な対応を検証します。
今回の訓練で得られた知見をもとに、今後も継続的に防災体制の強化とBCPを推進し、災害発生時に求められる判断や行動を明確にすることで、災害時における強い施設運営を目指して取り組んでまいります。
■このリリースに関するお問い合わせは
穴吹エンタープライズ株式会社 経営企画部 SPC推進室
担当：山田 桂子（やまだ けいこ）
電話：０87-825-0556 携帯：080-3724-7977
E-mail：k-yamada@anabuki-enter.co.jp
※１ ㈱BCPJAPAN 山口泰信氏 訓練講師
ホームページ https://www.bcpjapan.jp/
山口氏には、昨年９月より当社の防災・BCP対策の強化に向けた支援をいただいており、
今回の訓練もその取り組みの一環として実施するものです。
【山口講師プロフィール】
1968年生。生まれ故郷である長崎県雲仙市にて雲仙・普賢岳の噴火を体験。
東京のテレビ局を退職し自転車で日本一周旅の途中、阪神淡路大震災（１９９５年）に遭遇し、２日後には2,300名の避難所となった神戸生田中学に入り、ボランティア１号として避難所運営を支援。
避難者より推薦され、数日後には避難所代表として３カ月間陣頭指揮を執り、3S活動（整理・整頓・清掃）を避難所内で展開し、神戸市内で最初に授業再開した学校となる。
1997年、通販管理、顧客管理、情報管理のソフトウェア開発とサポートサービスを展開する。2004年中越地震では、大阪市緊急支援一般車両第一号として支援。さらに防災士・BCPなどの資格を取得し2009年2月「防災BCP」の会社を設立。
2011年に東日本大震災に遭遇、東北の工場でBCP策定指導中に被災し、避難と点検など陣頭指揮を執り、その後、1年間に渡り毎月被災地を訪問支援した。
現在、全国の商工会議所・商工会・法人会・工場・オフィス・福祉介護施設・旅館ホテル・学校など法人や組織を対象とした、防災・BCP・3SK(整理整頓清掃/危機管理)のコンサルティング・講演・研修の講師を請け負っている（実績：年間150件）。
■穴吹エンタープライズ株式会社（https://www.anabuki-enter.jp/）
設立：1987年7月22日 資本金：4,000万円 従業員数：約７５０名
本社：香川県高松市
ホテル旅館事業を中核としてスポーツ健康増進事業、サービスエリア事業、
公民連携事業、造園事業などを香川県・岡山県・徳島県にて展開。
〇当社が運営する宿泊施設
【香川県】
・高松国際ホテル、リーガホテルゼスト高松、ロイヤルパークホテル高松
高松パークホテル、琴平パークホテル、じゃこ丸パーク津田（国民宿舎松琴閣クアパーク津田）
三豊市粟島海洋記念公園（ル・ポール粟島）
【岡山県】
・ロイヤルパークホテル倉敷、旅館くらしき
【徳島県（あなぶきエンタープライズグループ）】
・ホテル祖谷温泉
